第3回KRT走行会 レポート

【NINJA250SLカップ】

公認レースが無いにも関わらず、近年稀に見る盛り上がりを見せるNINJA250SL。2回目の開催ということもあり、国際ライダーや普段桶川や筑波のレースに参戦するライダーが多く集まった。

レースは序盤、昨年もてぎST250にSLでフル参戦していた佐藤選手が引っ張る展開。
このまま盤石の走りでレースを制するかと思われたその矢先、1ヘアでスリップダウン。

思わぬ展開を迎えたレースはその後小排気量ならではの接近したレース展開となる。
最終結果は 優勝 シャアの相方選手 2位にアヴラ身選手 3位山中選手となった。

 

【レースクラス】

250ccであれば気筒数問わず参加出来るレースクラス。新旧多種多様な250ccのマシン達がTC1000で激突した。

レース1
塙選手(NINJA250SL)がホールショットを奪いレーススタート。
その後安定してトップをキープしていたが、後方から追い上げてきた川島選手(CBR250RR MC22)が3週目のストレートで首位を奪う。
川島選手はその後後方との差を拡大し、レース1を制する。

レース2
スペシャルゲストとしてイントラの中村選手(NINJA250SL)が参戦。
ポールスタートの川島選手が4気筒の圧倒的なパワーを活かし、スタートからリードを拡げ危なげない展開でレースを制した。
最後尾スタートの中村選手は4位フィニッシュという全日本ライダーらしい圧巻の追い上げを見せた。
レース後半の山岡(CBR250RR MC51)とのバトルは会場を大いに沸かせることとなった。

総合順位は、優勝 川島選手 2位 シャアの相方選手 3位 塙選手という結果となった。
シャアの相方選手はSLカップでも優勝しており、八面六臂の活躍ぶりを見せつけた。